■ Windows 98 をインストールした時のメモ
動機

あれこれ改善されている事を願いつつWindows 98をインストールしてみました。


おまつり

記念に0時に買おうかな~と、電車が途中までしか無い中、ノコノコと5Kmくらい歩いた末、1:30に店に到着したら閉店してました(はうっ)。 結局、次の日に別のお店で1万2千円程で購入しました。高い/_;


Install

だいたい次の手順でやります。

バックアップ
Exploer以外のプログラムを終了する
セットアップ開始

面倒だったので①の手順は省略しました(ヲィ

途中、SCSI I/Fのドライバが動かない物に置き換えられてしまい、CD-ROMにアクセスできなくなるというアクシデントがありました。CD-ROMの内容を全部HDDにコピーしておいてHDDからセットアップをした方が幸せかもしれません。

あとネットワークの設定が白紙になるので、ネットワークを使うアプリケーションはスタートアップから一時的に外しておくとより幸せかもしれない(^^; (ネットワークの設定ができてないのにネットワークを使おうとするとやたら不安定です→Windows 98)

CD-ROMの中に「あれが動かん、これが動かん」といった事が書いてあるテキストファイルがあるので読んでおくといいかもしれません。


いいところ (Windows 95比)
ガンマ補正用のプロファイルを使えるようになった。
マルチモニターに対応した。ただしPCI(含むAGP)のビデオカードのみ。
Windows 95+IE4.01SP1だとFlashを使ってあるページで画像が変色してたのが直った。
FAT32でディスクの利用効率が良くなった。
(Windows 98の起動ディスクからはFAT32パーティションにアクセスできます)
セクタサイズが違うMOメディアの入れ替えに標準で対応している。
DLLのバージョン管理用のプログラムが付属してる。
Defragが以前よりも巧妙に再配置する様になった。でも再配置にかかる時間は長くなった。
WinSockのバージョンが上がってネットワーク周りの動作が安定した。
telnet.exeを起動した時にスクロールバーが表示されなくなった。
Explorerの動作が安定した。
(以前はスタートメニューをさまよっていると一般保護違反で落ちる事があった。)
アプリケーションの追加と削除で、削除した場合にアプリケーションのファイル本体も削除してくれる様になった。ただし、一覧を表示する時に時間が掛かります。
Windows UpdateでバグFixの手間が減った。
(インターネットに接続できる場合)
Active Desktopは従来通りoffにできる。
メニューのアニメーション表示をoffにできる。

やなところ (Windows 95比)
PnPがよりおせっかいになった。(改良なのかも)
×Windows 98付属のDC-390U用のドライバは動かなかった。
(Windows 95用のドライバが使えます。)
×Exploerで、アイコンが表示されるまでの時間が長くなった。
×アイコンにポインタを長時間重ねていると出てくるチップヘルプがアニメーションする。
(Windows 98付属のTeawkUIを使っても切れないです。(うちだけかも;_;)
アップグレードするとWindows 95の時の不要なDLLも抱き込んでる感じで嫌。
×IE4のロゴがMSの旗になって格好悪くなった。
Internetを使わない人とっては辛い感じがする。(何かあるとすぐwebにアクセスしようとする)
タスクスケジューラーが標準でインストールされるようになった。
(「タスクスケジューラーの使用停止」にするとタスクトレイからスケジューラーが消えます。)
Windowsを終了してもスワップファイルのサイズが0バイトにならない。
×ネットワーククライアントが設定されていない場合にコントロールパネルの「ネットワーク」を開くと警告のダイアログがでる。

雑感

見た感じはWindows 95+IE4.01SP1とかわりません。CD-ROMに入っていたTweakUIを使って極力軽い設定にして使ってます。

コントロールパネル→地域→日付にカレンダーって項目を見ると2000年問題対策を見れますがこれでホントに大丈夫なのかな(^^;

TCP/IPの設定でNetBIOSをサポートするかどうかの設定なども増えました。「NetBIOS使わないや」って人は切っておくと安心かもしれません。

とくにWindows 95に不満がない人は買う必要は無いと思いました。


その他の情報
Windows 3.1からのアップグレードにはかなり難あり。
NECのPC-9821シリーズはBIOSのアップデートが必要な機種が多い。
EDEG3D(ビデオカード)のドライバは組み込むのに苦労するらしい。
ホイール系のマウスはドライバを別途入手する必要がある。ロジクールマウスのWindows 98用ドライバは有料だそうです。
インストール中にCD-ROM周りでトラブル人が他にもいた。
FAT32を使って2G以上のディスクを1パーティションで使う場合にDirector4が起動しないらしい。
すっぴんインストールの時、*.GRPファイルが作成されないのでプログラムマネージャーが使えない。
USB I/Fが有効になると、とたんに不安定になる。
インストールに失敗する時は2次キャッシュを一時的にOFFにしてみる。
Explorerが不安定な人もいるらしい。
CPUがMMXに対応している場合にビデオカードにMatrox Millenniumを使っているとPULS!のアニメーションアイコンが動かなくなるらしい。

Written at 1998.7.27 by ふゆ

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